下呂温泉合掌村(げろおんせんがっしょうむら) 

岐阜県下呂市にある博物館類似施設(野外博物館)
下呂温泉でもっとも規模の大きい観光施設。飛騨地方の生活文化が体験できる。 

下呂市の直営で、公営企業法(財務)を適用している。下呂温泉でもっとも規模
の大きな観光施設である。 村内は「合掌の里」「歳時記の森」の2つのゾーンで
構成されている。
「合掌の里」には重要文化財「旧大戸家住宅」を中心に白川郷、五箇山から移築
保存された合掌造り家屋10棟が点在し、飛騨地方の民具の展示などがされている。
山手には下呂花見山「歳時記の森」がある。村内には四季の山野草などが植えられ、
飛騨の自然が感じられる。また、陶芸や陶器の絵付け・手びねり、和紙の絵漉きも
体験できる。
村内の合掌造りの劇場、影絵昔話館「しらさぎ座」は、日本で唯一常設の影絵劇場。
平成8年春に1人で百体の人形を操る「竹原文楽」の終演によって、それに変わる
下呂の文化・新しい観光資源、オンリーワンの観光資源を築こうと1人の市職員の
発案と取組みにより下呂市・下呂温泉合掌村が企画した。横浜市に本社がある劇団
かかし座が委託され、演目を制作し公演している。
 

10棟の合掌家屋、円空館、休憩棟などが里山に点在しており、飛騨の生活文化が体験できる。

旧大戸家住宅
(重要文化財) 

旧所在地は大野郡白川郷御母衣村字上洞(現・大野郡白川村御母衣)。
天保4年(1833年)から弘化3年(1846年)まで13年の歳月をかけて造営されたと、
棟札に書かれている。釘やカスガイ類をまったく使わず、荒縄やネソなどで木材
を固くしばり、組み立てられている。間口21m、奥行き12.3m、高さ13mと合掌造
りでは最大級の規模を誇る。

旧伊並家(食堂:合掌茶屋として使用) 旧岩崎家
(国の登録有形文化財:民俗資料館として使用)
 江戸中期の建築で、本を伏せ
たような屋根の形である切妻造り茅葺。木造1階建てで屋根裏にも部屋がある。
富山県南砺市の五箇山から、1968年に移築。白川郷の合掌造りは、屋根の三
角部分が側面になる「平入り」であるが、この建物は三角部分が家の正面になる
「妻入」で、五箇山の伝統的な合掌造りと言われている。
 

旧遠山家板倉(国の登録有形文化財) 

1963年に「旧遠山家住宅」(1971年に重要文化財に指定)の倉を白川郷御母衣から移築。
1810年に建てられた木造倉庫で、板で壁を二重にしているため板倉と呼ばれている。
2階の床板と横木が1階の天井となっている「根太(ねだ)天井」で、養蚕農家の建築様式を
伝えている。

 

               フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

                       トップページへ