アンコール・ワット(第1回)
12世紀前半に建立。守護神ヴイシユヌに捧げられたヒンドゥー
教寺院であり、ソリヤ-ヴァルマン二世の墳墓でもあった。
王の死後、王と神がー体化する思想に基ついて建てられた。
南北1300m東西1500mの濠に囲まれ、その内側は幅190mの環濠と、

802m×l025mの壁がぐるりと一周している。
アンコール時代に建てられた寺院のほとんとが東向きである
のに、アンコール・ワットは西向きに建てられている。


 ベトナム・アンコールワット(JTBバブリッシングより)

       アンコール・ワットの夜明け

        アンコール・ワットの日の出

西参道の正面テラスを上がり、環濠の参道を進むと、周壁の西塔門
があり、門をくぐると詞堂の全体が見えてくる。
ここでスケールの大ささを感じるだろう。西塔門から祠堂の回廊
までの参道は350mあり、参道の左右に経蔵、聖池が配置されている。
祠堂は二重の回廊に囲まれ、その内側に4っの尖塔を繋ぐ回廊がある。


     回廊の壁や天井にレリーフが描かれている
第一の回廊西面南側にはインド古代の叙情詩「マハーパラタ」西面
北側に「ラーマーヤナ」が、南面西側は王の権威を現した「ソリヤー
ヴァルマン二世の行進」南面東側は死後を表した「天国と地獄」東面
南側はヒンドゥー教の天地創世神話である「乳海攪拌」東面北側は
神話「ヴィシユヌ神と阿修羅の戦い」
北面東側は「クリシユナとバーナ
の戦い」
北面西側は「アムリタをめぐる神々と阿修羅の戦い」が彫られ
ている。祠堂は宇宙の中心を模した5つの尖塔からなり、中央の祠堂は
神々が住むメール山(須弥山)
を象徹している。
祠堂を繋ぐ策三回廊と祠堂には多数のデバター(女神)が彫られている。
アンコール・
ワットでは中央祠堂から上ガる朝日を拝む早朝と、午前中
は逆光のため祠堂がシルエットなり、祠堂全体に陽の光があたる午後に
訪れる人が多い。

アンコール・ワット祠堂

ヴィシュヌ神(ヒンドゥー教の三主神の一つ)

敷地内には菩提樹の巨木が見られる

913世紀に栄えたアンコール王朝。親交が厚いクメールの王たちは
巨大寺院
を次々と創建し、約700年にわたって栄華を極めた。
しかし建築物は突然放棄され、クメールの民は消える。
民衆の反乱や、外敵の侵略など諸説は多いが、ここまで高い文明を
持った民族がどこへ行ってしまったのか、現在も謎のままである。

(参照文 はうとう@カンボジア アドフューズコミニケーションズより)

         
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