竜飛崎(たっぴざき、たっぴさき) 

青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜にある、津軽半島の最北端、津軽海峡に
突き出た岬である。龍飛崎と表記することもある。津軽国定公園の一部。
名前はアイヌ語のタム・パ(tam-pa 刀の上端)からの転訛(てんか)で、
「突き出た地」の意味だという説があり、タムパを"龍が飛ぶ"と当て字したと
いわれている。表記には「竜/龍」及び「崎/埼/岬」という揺らぎがあり、
竜飛埼、龍飛岬(たっぴみさき)などとも言われる。
 周辺は灯台を中心に遊歩道となっており、天気のよい日には津軽海峡を
挟んだ北海道の松前半島や、海峡を行き交う船舶が見渡せる。
また、渡り鳥の飛行ルートとしても重要であり、しばしば鳥類研究家が観察
のために双眼鏡を構えている。
 海から1日中強い風が吹き付ける土地柄で、冬季でも降った雪が風に飛
ばされ、深く積雪することは少ない。
竜飛崎では、吹き付ける強風を利用して風力発電が行われている。
北海道の白神岬とは津軽海峡を挟んで19.5キロメートルの距離があり、
地下を青函トンネルが通る。青函トンネルの着工開始から完成までの全
工程における殉職者34名の碑が建っている。


             奥津軽いまべつ駅(本州側際北駅)

東北楽天ゴールデンイーグルスの公式球団歌「羽ばたけ楽天イーグルス」
の歌詞の一節に青森県の象徴として唄われている。
石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞の一節に唄われているこ
とでも知られており(歌詞の中では竜飛岬と表記されている)、"よしだたくろう&
かまやつひろし" 名義の歌でそのまま「竜飛崎」というタイトルの曲もある。
竜飛崎のある竜飛集落は、三厩駅からのバスの終点(正確には集落のある
「竜飛漁港」バス停で折り返して、そこからさらに斜面を登って終点に向かう)で、
太宰治が紀行『津軽』で、鶏小屋に突っ込んだと思ったら竜飛集落だったと表現
した描写で知られる漁村である。
三厩から竜飛集落に向かう道程は、源義経北行伝説の舞台の1つであり、義経
ゆかりとされる寺社などが散在する。

              源義経北行伝説の碑

地質は、新生代新第三系中期中新世の竜飛安山岩類が分布する。
主に、デイサイト、安山岩の火砕岩である。

     フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


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