神戸市北野異人館(神戸市中央区北野町)

1868(明治元年)の神戸開港後、多くの外国人が住居を構えたエリアです。
海を見渡せる高台に約30軒のレトロで瀟洒な洋館が立並び 異国情緒を
醸し出しています。
神戸開港後に上陸した外国人たちは 旧居留地が完成するまでとりあえず
雑居地(日本人が住む所に外国人が混住する事を認めた地域)と呼ばれた
「北野町」に住まうことが許されました。旧居留地が完成した後もなお、
外国人たちは高台で地代が安い北野町に、“南向きの斜面と眼下に海の
見える暮し”を好んで住まいを置くようになり、異人館の多い所となり
ました。
異人館は太平洋戦争頃までは200軒以上残っていたそうですが 戦災、
老朽化、阪神淡路大震災の影響で現存するのは60軒になっています。
うち一般に公開されている異人館は20館弱です。


            坂道の並木道

            フランス館

            英国館

風見鶏の館

兵庫県神戸市北野町山本通にある異人館を代表する煉瓦張り木造2階建
て西洋建築物。その重厚なレンガ造りの外観と、尖塔風見鶏を特徴とする。
その風見鶏により風見鶏の館と呼ばれ、また元の所有者名より旧トーマス邸、
旧トーマス住宅とも呼ばれる。

1909年にドイツ人の貿易商ゴットフリート・トーマスの個人住宅として、ドイツ人
建築家ゲオルグ・デ・ラランデが設計したと言われているが、2008年11月20日
放送のABCテレビNEWSゆう」内のコーナー「ウラドリ」で、1904年建築、1905年
竣工の可能性が高いことが放映された。また、2009年1月 神戸市立博物館では
販売中の展覧会図録(“神戸横浜開化物語”)を正誤表で訂正し明治37年~
38年(1905)はじめに建てた住宅」と解説をあらためた。
1977年10月から始まったNHK連続テレビ小説「風見鶏」で全国的に知名度が
上がり、北野町山本通周辺にある異人館群を含めた文化財としての価値に対し
注目が集まるに至って、シンボル的存在であるこの建物の再評価が行われる。
1978年1月に国の重要文化財(「旧トーマス住宅」住居建築として)に指定され、
同年、神戸中華同文学校学生寮となっていた旧トーマス邸を神戸市が文化事業
の一環として「神戸市風見鶏の館等条例」を制定し、買い上げたのち整備して室
内などの公開を行うようになった。当時を再現した室内には洋風家具やトーマス家
の写真や西洋アンティークの人形などが展示されている。
管理運営は市から委託を受けた法人又は団体が行う。

       百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


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