神戸市北野異人館(神戸市中央区北野町)

1868(明治元年)の神戸開港後、多くの外国人が住居を構えたエリアです。
海を見渡せる高台に約30軒のレトロで瀟洒な洋館が立並び異国情緒を
醸し出しています。
神戸開港後に上陸した外国人たちは 旧居留地が完成するまでとりあえず
雑居地(日本人が住む所に外国人が混住する事を認めた地域)と呼ばれた
「北野町」に住まうことが許されました。旧居留地が完成した後もなお、
外国人たちは高台で地代が安い北野町に、南向きの斜面と眼下に海の見
える暮しを好んで住まいを置くようになり、異人館の多い所なりました。
異人館は太平洋戦争頃までは200軒以上残っていたそうですが 戦災、
老朽化、阪神淡路大震災の影響で現存するのは60軒になっています。
うち一般に公開されている異人館は20館弱です。

旧ドレウェル邸
ラインの館という愛称で知られる。重伝建北野町山本通の伝統的建物
に指定されている。1915年フランス人J.R.ドレウ(J.R.Drewell)
夫人の邸宅として建てられたもの。永らくドイツ人が居住していたが、
近年神戸市が所有者となって一般に公開されるようになった。
入館料は無料で、1階と2階に各々休憩所が設けられている。

旧シャープ住宅

北野町にある異人館。「萌黄の館」の名でも知られている。
1980年12月18日に国の重要文化財指定を受けている。

建物は上下窓鎧戸付という典型的なコロニアルスタイルの2階建
て建築で、2つの異るデザインのベイ・ウインドーやモザイク装飾
の階段など、随所に贅沢な意匠が見られる。装飾の基本はバロック
様式であるが日本の様式も散見される。

アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープ(Hunter Sharp)の邸宅
として1903年に建てられたこの西洋館は、A.N.ハンセルの設計といわ
れている。
その後ドイツ人から1944年故小林秀雄(神戸電鉄社長)が取得して
1978年まで居住していた。1980年に「小林家住宅(旧シャープ住宅)」
という名称で重要文化財に指定された。なお、建物だけでなく宅地
803.6平方メートルも併せて重要文化財の指定を受けている。
この建物はその色から「白い異人館」と呼ばれていたが1989年に、
1987年からの半解体修理で明らかになった創建時の外壁の色"萌黄色
"に変更され、以後愛称は「萌黄の館」となった。

    百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


          1階応接室

       1階食堂・居間

            2階寝室

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