ハハ北海道の旅 小樽市 (後志地方北部)
「おたる」の地名はアイヌ語の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川)に由来する。しかし
これは現在の小樽市中心部を指したものではなく、現在の小樽市と札幌市の境界を
流れる星置川の下流、小樽内川(現在の札幌市南区にある小樽内川とは別)を示し
ていた。
河口に松前藩によってオタルナイ場所が開かれたが、冬季に季節風をまともに受ける
地勢ゆえに不便な点が多かったため、風を避けられ、船の係留に適当な西方のクッタ
ルウシ(イタドリが生えるところ)に移転した。しかしオタルナイ場所の呼称は引き続き用
いられ、クッタルウシと呼ばれていた現在の小樽市中心部が、オタルナイ(小樽内、尾樽
内、穂足内)と地名を変えることになる。現在の小樽市域にはこの他、於古発(オコバチ)
川以西のタカシマ場所、塩谷以西のヲショロ場所も開かれていた。これら三場所は、後に
それぞれ小樽郡、高島郡、忍路郡となっている。また、これら三場所と渡島国や道外の
間には北前船の航路も開かれていた。
石狩湾に面し、古くから港湾都市として発展した。歴史的建造物が数多く、
日本有数の観光都市としても人気が高い。
後志管内では唯一の市であり最も多くの人口を抱えるが、後志総合振興局
は内陸の倶知安町に置かれている。保健所政令市の一つ。かつて最盛期の
1960年代には人口は20万人前後をかぞえ、札幌市からJR快速列車で30分
前後であることから、隣接する札幌市のベッドタウンとしての役割も持つ。
しかし、人口は減少傾向にあり、現在では約13万人まで減少し、2010年4月
1日に総務省から過疎地域として指定された。ハハハハハハハキキキフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
JR小樽駅
日本銀行旧小樽支店
小樽出抜小路
小樽運河
旧北海道銀行本店
石原裕次郎記念館